市の特定健診で見つかった便潜血。
まず近所の指定病院でやったのが【全大腸内視鏡検査】
これで1.5mあるらしい大腸すべてを見ます。
そこで私はS状結腸に大きいポリープが見つかってしまいました。
ただし幸いなことに他の部分は綺麗だったそう(ただこの“他の部分は”という点について危惧していることがありますが、その点については来月9日以降にどんな結果にせよ書きます)
私は心房細動性不整脈があるため抗凝固剤のワーファリンを服用しています。
そのためこの内視鏡時にはポリープ切除ができず確認のみとなりました。
手術対応ができる病院へとかかりつけ医を経由して紹介状を出してもらいました。
このワーファリンは(体質によりますが)薬の効き始めが2~3日。薬が抜けるのも3日間程度かかるため、入院日数を最短にするためには即効性のある代替薬(私の場合はリクシアナ)に変更し内視鏡手術に挑む必要があります。
普段からこの代替薬を使用すればいいだろうと感じるでしょうが薬価が10倍近くする高価な商品なのです。
即応性が必要な施術を受ける人や単なるお金持ちとかどうしても納豆などを食べたい人(ワーファリンはビタミンKが禁忌食)がチョイスする薬となります。
ただコントロールが容易なことと出血量の違い?から、これからのスタンダードになる可能性もあるそうです。
対してワーファリンの利点は、長時間効くことと、半世紀以上使用され続けているという実績と安心感、そして安価であることです。
そしていざ、態勢が整ったところで手術対応ができる病院にて内視鏡手術「ESD(内視鏡粘膜下層剥離術)」が2月22日(火)で確定。ESDはかなり進行した状態で施術するものになります。たぶん内視鏡を使用する手術としては最終手段。あとは腹腔鏡とか開腹とか…または治療せずという選択肢もあり。
ただ状態によってより軽いEMR(内視鏡粘膜切除術)にする可能性もゼロではないとのことで両方対応できるように書類も作成していただきました。
その前に内視鏡手術を担当していただく先生が(最初の病院からの文字と不鮮明な画像だけではわかりにくいので)現在の状態をしっかり確認したいということで2月19日(金)に「SF検査(S状結腸内視鏡検査)」で患部を確認していただくことになりました。
これは数日前からの強い便秘薬や前日からの下剤&当日の2Lの下剤も不要で、当日の浣腸のみですぐできるということなのですが、私は極度のBP(便秘)体質なので積極的に便秘薬を使用させていただきました。無論許可を得てからね。
先生との話の中で「最悪の場合も想定した覚悟が必要ですか?」と聞いたら、この大きさだし環状にも見えるから癌になっている可能性がないとは言えない…とのお答え。腸壁の外の筋肉は1mm程度しかないんだそうだ。はっきり言っていただけてスッキリしました。
ただまずは切除した部分を顕微鏡を使う病理検査に回さないと確定はできないとの丁寧なご説明を受けました。結果は3月9日(火)に外来で伝えられる予定。
ここまでくると、もういい意味で開き直ったというか、不安感が不思議とほとんど消えました。自暴自棄とも違いますよ。不思議なものよね。
とりあえず入院に必要なものは今日ですべてほぼ揃いまして、あとはジャージが届くのを待つだけ。
入院の保証人も親友が快く引き受けてくれてもう涙出そう。友だちってほんとありがたいというかそういうのも超越した存在だね。
検査前日の食事についてという資料を渡されたけど私の場合は即実施しないと間に合わないくらいの超BPなので、またしばらくは胃腸に負担が少ない食事となります。
さらにリバウンド必至(涙。